Apache PhoenixとHue Web SQL エディタを用い、HBaseに格納されたデータをSQLクエリで活用できるようにして、ユーザベースを拡大しましょう。
2021年4月1日(ジョークではありません ;)、Apache HBase のテーブルにSQLクエリを実行するための基盤技術について、Apache Phoenixプロジェクトによって主催された技術公演を行いました(素晴らしい企画でした)。
スライドをご覧下さい:
HBaseに馴染みのない方は、あらゆる種類のレコードをリアルタイムに保存・更新することに特化した、巨大なテーブルを想像してみてください。しかし、どうやって操作するのでしょうか?
SQLによるクエリは、低レベルの API (HBase シェルコマンドや HBase オブジェクトを使用した Java プログラミングなど) を使用するよりも、はるかに短く、簡単にロジックを実装/維持することができます。SQLのクエリを HBase アプリケーションに埋め込むことは非常に効率的で、テーブルの作成やデータの挿入などは、英語に近い普遍的な宣言型の言語で数行だけで済みます。
SQL エディタを使用すると、快適なブラウザから対話的な方法でこれらのクエリをすばやく編集し、テストすることができ(つまり、VPN を使用したり、シェルを開いたり、どのホストを指すのか、どのように認証するのかを覚えたりする必要はありません)、または自動補完、スキーマのブラウザ、コラボ機能の全てのおかげで、手順や「どこにな人があるのか」を覚えることができます。
要するに、Phoenix SQL方言をサポートするWeb SQLインターフェースを採用することで、データをクエリしてドメイン知識を活用できるユーザーの数が、一握りから数百へと増える可能性があるということです。
講演の最後には、ライブでログ解析デモを行いました。このデモは以前に公開したように、ローカルで1分で実行することができます。
注: SQLエディタをスクラッチパッドのコンポーネントとして利用できるようにする努力も並行して行っており、これにより埋め込みのSQLの編集がより簡単になります。
早速使ってみてください!
ご意見や質問がありましたらお気軽にこちら、あるいは Discussions までコメントして下さい。quick start で SQL をクエリして下さい!
どうぞよろしくお願いします!
Romain from the Hue Team